越境EC初心者が戦える!低単価・不良在庫を「セット売り」で高利益に変える戦略
越境ECで低単価商品や不良在庫に悩む初心者向けに、JP.Company代表の荒木淳平が「セット売り」の極意を解説。関税や送料問題を乗り越え、利益を最大化する具体的なコツとテクニックを公開します。
CHAPTERS
- 00:00オープニング
- 00:30セット売りの目的とは?
- 01:45意識するセット売りのポイント
- 02:30ポイント1:数
- 03:15ポイント2:大きさ
- 04:00ポイント3:見栄え
- 05:00ポイント4:組み合わせ
- 06:15セット売りのテクニック
- 07:30セット売りは「センス」と「組み合わせ」で勝てる!
- 08:15まとめ
越境EC(E-Commerce)の世界では、関税や国際送料の問題が常に付きまといますよね。特に低単価の商品だと、普通に売ろうとすると送料負けしてしまって、なかなか利益が出にくいのが実情です。僕もこれまで多くの事業者さんと話してきましたが、この課題は本当に深刻だと感じています。でも、僕はこれを逆転のチャンスだと捉えているんです。そのカギになるのが「セット売り」なんですよね。
越境ECにおけるセット売りの目的とは?
セット売りの良さって何だと思いますか?単に商品を複数まとめるだけじゃないんです。僕が考えるセット売りの主な目的は、大きく分けて4つあります。
まず一つ目は、「数で勝負する」ということ。単価が安い商品でも、複数まとめて提供することで、購入者に「お得感」を強く感じてもらえるんです。例えば、一つ10ドルの商品をバラバラに売るより、5つセットで40ドルとか、ちょっとした割引をつけたり、送料込みにしたりすると、顧客満足度は格段に上がります。越境ECでは送料のウェイトが大きいので、まとめて送ることで、一つあたりの送料負担を実質的に下げられるメリットも大きいんですよね。
二つ目は、「不要在庫の処理」です。長く売れ残っている商品や、シリーズものの半端な商品って、どうしても出てきてしまうじゃないですか。これらを単体で売り続けるのは厳しい。でも、人気商品と組み合わせたり、テーマ性を持たせてセットにしたりすることで、新たな価値を生み出すことができるんです。うちでも、正直「これ、もう売れないかもな」と思っていた商品が、意外な組み合わせでセットにした途端に動き出したケースは少なくありません。
三つ目は、「魅力的な組み合わせで付加価値をアップさせる」ことです。例えば、少しマイナーなキャラクターグッズでも、人気キャラクターのアイテムと一緒にセットにすることで、両方の魅力が引き立ちます。これは、顧客の購買意欲を刺激するだけでなく、セット全体としての単価を上げる効果も期待できるんですよね。
そして四つ目は、「異ジャンルMIXで新たな需要を掘り起こす」こと。これはちょっと上級者向けかもしれませんが、例えばアニメグッズと、そのキャラクターが描かれた日用品(マグカップやタオルなど)を組み合わせることで、単なるコレクターだけでなく、実用性を求める層にもアプローチできるようになります。大切なのは、お客様が「これ、欲しかったんだよな」と感じるような、センスの良い組み合わせを見つけることなんです。
EC・オンライン物販
越境ECで成功するセット売りの4つのポイント
じゃあ、実際にセット売りを始めるとして、どんな点を意識すればいいのか。僕がこれまでやってきて感じるのは、次の4つのポイントが特に重要だということです。
1. 「数」を意識する
セット売りで一番大切なのは、やはり「お得感」です。そのためには、最低でも3点以上の商品をまとめるのがおすすめです。これより少ないと、あまりセット感が出ないんですよね。さらに心理的な効果として、5点や7点といった奇数でまとめるのが好印象に繋がりやすいと言われています。これは僕の経験上も、確かにその傾向があると感じています。
2. 「大きさ」を揃える工夫
越境ECでは送料が利益を大きく左右しますから、商品のサイズコントロールは非常に重要です。なるべくサイズを揃えるように意識すると、梱包がしやすくなりますし、送料も抑えやすくなります。例えば、「A4封筒に収まるサイズ」で統一するのか、それとも「ダンボールが必要なサイズ」でまとめるのか。あらかじめ発送方法を想定してセットを組むことで、無駄なコストを削減できるんです。
3. 「見栄え」を良くする写真とタイトル
どんなに良い組み合わせでも、見栄えが悪ければ売れません。写真は、商品をバラバラに置かず、一枚の画像にまとめて撮るのが基本です。背景は白や明るめの色を選んで、配置は整然と見やすくするのがポイント。そして、タイトルには「お得」「まとめ売り」「レア品入り」といった、購入者の目を引くキーワードを盛り込むと効果的です。特に越境ECでは、商品の説明文をきちんと読まない海外のバイヤーも多いので、写真とタイトルで魅力を最大限に伝えることが重要になります。
4. 「組み合わせ」のセンス
これは一番難しいところであり、セット売りの醍醐味でもあります。売れやすいのは「同一ジャンル」や「テーマ」、「色味」など、何かしらの共通性がある商品群です。例えば、同じアニメのキャラクター違い、特定のブランドの異なるアイテム、あるいは「青い雑貨」といった色で統一するのも面白いですよね。お客様が「なるほど、この組み合わせはアリだな」と感じるような、ちょっとしたひらめきが求められる部分なんです。
経営者の視点
セット販売で在庫を「資産」に変えるテクニック
セット売りは、単なる商品の寄せ集めではありません。戦略的に活用することで、売れ残っていた在庫を「価値ある資産」に変えることができます。僕が実践しているテクニックをいくつかご紹介します。
売れにくい商品を魅力的なセットに組み込む
「これ単体では売れないだろうな」という商品も、セット全体を見て、良い組み合わせを探すことで活路が見出せます。例えば、人気商品と一緒に「おまけ」のような形で組み込んだり、希少性は高いけれど需要が限定的なアイテムを、より一般的なアイテムと抱き合わせで販売したりするんです。僕らの経験では、この手法で意外な商品が高評価を得ることもあります。お客様の満足度を上げる、という視点が大切ですね。
定期的に買われる商品を意識する
消耗品や、定期的に購入されるような商品をセットに加えるのは、リピート率向上にも繋がります。例えば、海外で人気の日本の文房具と、その替え芯をセットにしたり、特定のブランドの化粧品と、その関連商品をセットにしたり。購入者が「これがあると便利!」と感じる補足商品をうまく追加することで、セット全体の魅力がぐっと増します。回転率も上がりますし、お客様にとっても手間が省けるので喜ばれることが多いんです。
「売りたくない商品」をセットに忍ばせる
これはちょっとユニークなテクニックかもしれませんが、本当に稀に「これは売らずに持っておきたいな」と思うようなレア品や、自分にとって価値のある商品を、あえてセットの「おまけ」として忍ばせることもあります。もちろん、これはビジネスなので常にやるわけではありませんが、お客様がその「おまけ」を見つけた時の喜びは大きく、意外な高評価に繋がることがあるんです。もちろん、逆もありで、あまり魅力的でない商品をメインのセットに含んでしまうと、全体の評価を下げてしまうので注意が必要です。
セット売りは「センス」と「組み合わせ」で越境ECの勝敗を分ける
ここまで話してきたように、セット売りは単価が安い商品や売れ残りの在庫といった悩みを解決する強力な手段になります。売れない理由は、もしかしたら商品そのものにあるのではなく、「まとめ方」にあるのかもしれない。僕がこれまで数々の商品を扱ってきて、本当にそう感じています。
「売れない在庫」は、決して負債ではありません。むしろ、それは「チャンス」なんです。セット売りという手法を駆使することで、眠っていた在庫を最大限に活用し、新たな価値を生み出し、在庫資産を最大化することができる。もちろん、セット売りは現物がある「有在庫」のビジネスでしかできませんが、だからこそ、工夫次第で他社との差別化を図れる大きな武器になるはずです。
越境ECの世界で一歩抜きん出るために、ぜひ「セット力」を磨いてみてください。僕らもこれからも、この「セット力」をさらに追求していきたいと思っています。
FAQ
Q.越境ECでセット売りをする主な目的は何ですか?
Q.セット売りの際に「数」で意識すべきことはありますか?
Q.越境ECでのセット売りにおいて、送料を抑えるための工夫は?
Q.セット商品の写真を撮る際のポイントを教えてください。
Q.セット売りの「組み合わせ」のセンスを磨くにはどうすれば良いですか?
Q.売れにくい商品をセットに組み込む際のコツは?
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