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2026.07.16越境ECeBayグローバルEC

越境ECで97%が感じる不安の正体と、成功者が語る「高く売る」戦略

越境EC参入前の97%が抱える不安。しかし、挑戦者の7割以上が「不安は現実にならなかった」と語る。その真実と、これからの越境ECで勝つための「高く売る」戦略を、JP.Company代表の荒木淳平が解説します。

CHAPTERS

  • 00:00越境ECの不安と成功の真実
  • 00:30なぜ97%が不安になるのか?
  • 01:45なぜ「やったらうまくいく」のか?
  • 03:10本当の課題は「参入後」にある
  • 04:20これからの勝ち方
  • 05:30「高く売る」設計の重要性

越境EC(クロスボーダーEC)への参入は、多くの企業にとって大きな不安を伴うものだと感じています。僕もこれまで数多くの経営者や担当者と話をしてきましたが、参入前に不安を感じていた企業は、なんと97%にも上るというデータがあるんですよね。ほとんど全員に近い数字じゃないかなと思います。

でも、面白いことに、実際に越境ECに参入した後は、そのうちの7割以上が「不安は現実にならなかった」と答えているんです。このギャップは一体何なのか。今日は、越境ECの本当のハードルと、挑戦した人だけが成功を掴む理由、そしてこれからの勝ち方について、僕自身の経験も踏まえてお話ししたいと思います。

なぜ97%もの企業が越境ECに不安を感じるのか?

「なぜそんなに不安になるんですか?」ってよく聞かれるんですけど、理由はすごくシンプルで、「やったことがないから」に尽きると思うんです。

不安の中身を見ていくと、「物流が難しそう」「関税が分からない」「そもそも海外で売れるか不明」といった声がほとんどですね。これら全部に共通しているのは「未知」であること。つまり、経験したことがないことに対する想像の不安なんですよ。

でも、実際に現場でやってみると、配送には国際宅配便や転送サービスといった仕組みがちゃんとありますし、関税だって国ごとのルールはありますが、調べれば分かります。販売に関しても、eBayのような巨大なグローバル市場があるわけです。これらは「難しい」というよりも、「知らないだけ」のケースが非常に多いなと感じています。

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越境ECで「やったらうまくいく」のはなぜか?市場の違いがもたらす価値

では、なぜ実際にやってみるとうまくいくケースが多いのか。ここが一番重要なんですけど、それは「市場が違う」からなんですよ。

ある調査では、61.4%もの企業が「国内で売れない商品が海外で売れた」と回答しています。これは何を意味するかというと、日本国内はすでに競争が激しく、供給過多や価格競争、認知飽和といった課題を抱えているのに対して、海外にはまだ需要が残っているということなんです。つまり、商品そのものや売り方の問題ではなく、「売る場所」の問題であるケースが多いんですよね。

うちの会社でも、国内ではなかなか動きの鈍かった商品が、海外の特定の市場に出した途端、驚くほどの高値で売れたという経験は何度もあります。海外市場では、日本製品に対する「希少性」や「JAPANブランド」への信頼、そして「情報格差」が、同じ商品でも全く異なる価値を生み出すんです。

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越境ECの本当の課題は「参入後」にある

じゃあ、越境ECは簡単なのか、というと、参入自体は比較的簡単だと思います。でも、本当に難しいのは「その後」なんですよ。

参入後に直面する課題としては、送料コストの最適化、配送トラブルへの対応、そして返品対応などが挙げられます。これらは確かに手間がかかることではあるんですが、よくよく考えてみると「できない問題」ではなく、「改善できる問題」なんですよね。

つまり、越境ECは「難しい」というよりも、「最適化が必要なビジネス」というフェーズに変わってきているんです。最初のハードルを乗り越え、いかに効率的で利益率の高い運用体制を築けるかが、長期的な成功の鍵になると思っています。

これからの越境ECで勝つための「利益設計」と「ブランディング」

じゃあ、今から越境ECを始める人は何を意識すればいいのか。ここからはかなり重要なんですけど、「利益設計」と「ブランディング」だと僕は考えています。具体的には、適切な価格設定、ターゲットに合った商品選定、そして顧客からの評価やレビュー管理を徹底することですね。

そして、一番重要なのが「安く売るな」ということ。これ、日本人セラーが陥りがちな罠なんです。海外市場には、たとえ高くても品質の良いもの、珍しいもの、信頼できるものを買うという層が確実に存在するんです。価格競争に巻き込まれると、どうしても利益が薄くなってしまいますからね。

「価値」で売る。高単価商品で勝つための戦略

「でも結局、安い商品じゃないと売れないイメージがあります」ってよく言われるんですけど、そこが日本人セラーの弱いところだと感じています。Shopee(ショッピー)などのプラットフォームでも、どうしても安売りに寄りがちなんですけど、本来やるべきは「高く売れる設計」なんです。

例えば、商品にストーリーを付与する。単なるモノとしてではなく、それがどんな背景で作られ、どんな価値があるのかを伝えることで、ブランド化を進める。そして、写真や説明文の見せ方を変えるだけでも、商品の魅力は格段に上がります。つまり、「商品」そのものを売るのではなく、「価値」を売る意識を持つことが大切なんです。

安売り競争に入った時点で、利益を確保するのは非常に難しくなります。僕らの経験から言っても、もっと高単価な商品も、適切な設計と戦略があれば海外で十分に売れると確信しています。

越境ECは、最初の不安を乗り越え、正しい知識と戦略で最適化を進めれば、非常に大きなチャンスが広がっている市場です。ぜひ、このコラムが皆さんのビジネスの一助になれば嬉しいです。

FAQ

Q.越境ECへの参入で、多くの企業が感じる不安の正体は何ですか?
越境EC参入前の企業が抱える不安の97%は、「やったことがない」という未知への想像から生まれています。物流や関税、販売への不確実性が主な内容ですが、これらは「難しい」というより「知らないだけ」のケースが多いです。
Q.なぜ越境ECは「やった人だけがうまくいく」と言われるのですか?
最大の理由は「市場が違う」からです。国内で売れない商品でも、海外では日本製品の希少性やJAPANブランドへの信頼、情報格差により高い価値で売れるケースが多いため、挑戦した企業が成功を掴みやすい傾向にあります。
Q.国内で売れない商品が海外で売れるのはなぜですか?
日本市場は供給過多や価格競争が激しいですが、海外では日本製品にまだ強い需要があります。日本製品の品質やデザイン、独自性が評価され、同じ商品でも市場が変われば価値が大きく変わるためです。
Q.越境ECの本当の課題はどこにありますか?
参入自体は比較的容易ですが、本当の課題は「参入後」の最適化です。送料コスト、配送トラブル、返品対応といった課題は、「できない問題」ではなく「改善できる問題」であり、効率的な運用体制の構築が重要になります。
Q.これからの越境ECで成功するためのポイントは何ですか?
「利益設計」と「ブランディング」が重要です。具体的には、適切な価格設定、商品選定、評価・レビュー管理を徹底し、「安く売らず」、海外市場で高くても買う層をターゲットにする戦略が求められます。
Q.なぜ越境ECでは「安く売らない」ことが重要なのでしょうか?
海外市場には、たとえ高くても品質の良いものや価値のあるものを求める層が確実に存在します。安売り競争に巻き込まれると利益が薄くなり、事業の持続性が難しくなるため、高単価で価値を提供する戦略が成功の鍵です。
Q.高単価商品を海外で売るにはどうすればいいですか?
商品にストーリーを付与してブランド化を進め、写真や説明文で魅力を最大限に伝える「高く売れる設計」を目指すべきです。単なるモノとしてではなく、「価値」を売る意識を持つことが重要になります。

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