米国依存からの脱却!越境ECで狙う東南アジア・中南米の穴場市場と売れ筋商品
越境ECで米国市場からの多角化を考えているなら、東南アジアや中南米が有望です。JP.Company代表の荒木淳平が、フィリピン、ブラジル、台湾、マレーシア、タイ、ベトナムで実際に売れている商品カテゴリとその特徴を解説します。
CHAPTERS
- 00:00オープニングトーク
- 00:00熱狂の「ホビー&ゲーム」市場:フィリピン・ブラジル
- 00:00利益を安定させる「健康・サプリ」市場:台湾・マレーシア
- 00:00日本品質が輝く「コスメ&食品」市場:タイ・ベトナム
- 00:00エンディング
近年、越境EC(国境を越えた電子商取引)の事業を多角化する上で、米国市場一辺倒からの脱却を考える経営者が増えています。僕自身も、次の成長エンジンとして東南アジアや中南米の市場ポテンシャルには大きな可能性を感じているんですよね。実際にこれらの市場でどんな商品が売れているのか、その特徴と攻略法について、僕らのこれまでの経験やデータをもとにご紹介したいと思います。
なぜフィリピンとブラジルで日本のホビー&ゲームが熱狂的なのか?
日本のポップカルチャーが強烈に支持されているのが、フィリピンとブラジルです。特にフィリピンでは、ポケモンカードやワンピースカードといったトレーディングカード関連が売れ筋の大部分を占めています。これはもう、単なるブームというよりは、日本の漫画やアニメに対する根強い熱狂が背景にあるんですよ。実際に僕らも、日本限定で発売されたカードが信じられないような価格で取引されているのを見て、その需要の深さに驚かされた経験があります。ホビーだけでなく、意外なところで日本製のおしゃぶりなどのベビー用品や、コンシーラーといった日用品・コスメも「日本製」という理由でよく選ばれているのは興味深い点ですね。
一方、ブラジルは日本から地球の裏側に位置しますが、なんと「Nintendo DSi」のような少し前のゲーム機が売れ筋にランクインするんです。これは、単に最新機種を追うだけでなく、日本の品質や特定の世代のゲーム文化に価値を見出す層がいる証拠だと思いますね。特定のカテゴリに縛られず、とにかく「日本製」というだけで信頼してくれる、まさにブルーオーシャンと呼べる市場だと感じています。ここ数年、ブラジル市場の伸びは目覚ましく、僕らの肌感覚でも非常に手応えがあります。
安定したリピート売上を狙うなら?台湾・マレーシアの健康・サプリ市場
毎月安定して同じものを買ってくれるような「消耗品」で強力なリピーターを獲得したいなら、台湾とマレーシアは絶対に狙うべき市場だと考えています。
台湾では、UHA味覚糖の栄養グミシリーズが複数ランクインしています。サプリメントを「手軽なグミ」で目的別に選ぶスタイルが台湾で大ウケしているんですよ。白髪専用の染髪剤なども大人気で、一度気に入ってもらえれば「また同じお店で買おう」とリピーターになってくれる非常に美味しい市場です。台湾の消費者は、健康や美容に対する意識が非常に高く、信頼できる品質の日本製であれば多少価格が高くても購入するという傾向が見られます。
マレーシアでは、スマホやPCの見過ぎによる悩みを解決する「アイケアサプリメント」が売れ筋です。特定の健康課題に対して、「品質が確かな日本製のサプリで解決したい」という強い信頼が購買の決め手になっていますね。うちで扱ったケースでも、一度購入して効果を実感されたお客様は、継続的に同じ商品をリピートしてくださることが多く、安定した収益源になりやすいと感じています。これらの国では、商品の効能や成分を丁寧に説明することで、より深い信頼関係を築けるはずです。
東南アジアで日本のコスメ・食品が選ばれる理由:タイ・ベトナム市場の深掘り
コスメやスキンケア製品を越境ECで販売したいなら、東南アジアのタイとベトナムが最高のターゲットになります。これらの国々では、日本の品質と信頼性が非常に高く評価されているんです。
タイでは、AQUALABELやELIXIRといった資生堂グループのスキンケア製品が爆売れしています。タイの消費者は目が肥えていて、「受賞歴がある」「成分が良い」といった品質の裏付けをしっかり確認してから買う傾向がありますね。食品も「鹿児島産抹茶パウダー」のように、産地やグレードを明確にすると飛ぶように売れるんですよ。うちの経験でも、商品のストーリーや品質に関する情報をしっかり伝えることで、購買意欲が格段に高まるのを実感しています。高品質な日本製ブランドは、タイ市場で非常に強い競争力を持っています。
ベトナムでは、高価なデパコスよりも、手に取りやすい価格帯でクオリティが高い「日本のプチプラコスメ」への幅広い需要が急拡大しています。特にセザンヌのハイライトなどが売れ筋トップに入っているのは象徴的ですね。ベトナムは若い世代が多く、SNSでの情報収集も活発です。インフルエンサーマーケティングなどと組み合わせることで、さらに大きな市場に育っていく可能性を秘めていると感じています。価格と品質のバランスが良い日本製コスメは、まさにベトナム市場のニーズに合致していると言えるでしょう。
まとめ:多様な市場ニーズに応える越境EC戦略
今回ご紹介した東南アジアや中南米の市場は、それぞれ異なる特性とニーズを持っています。フィリピンやブラジルのようなポップカルチャーが強い国、台湾やマレーシアのように健康志向とリピート購入が期待できる国、そしてタイやベトナムのように高品質な日本製コスメや食品が求められる国々。米国市場とは異なるアプローチが必要ですが、その分、新しい成長機会が眠っていると僕は見ています。
越境ECで成功するためには、各国の文化や消費者の購買行動を深く理解し、それに合わせた商品選定やプロモーション戦略を立てることが不可欠です。一つの市場に依存せず、多様なニーズに応えることで、事業の安定と拡大を図っていくことが、これからの越境ECには求められるんじゃないかと思っています。
FAQ
Q.越境ECで東南アジアや中南米市場を狙うメリットは何ですか?
Q.フィリピンやブラジルで特に人気のある日本製品は何ですか?
Q.台湾とマレーシアで安定したリピート売上を狙える商品はありますか?
Q.タイとベトナムで日本のコスメや食品は売れますか?
Q.東南アジアや中南米市場で越境ECを成功させるための秘訣は何ですか?
Q.「日本製」というブランドは、これらの市場でどの程度影響力がありますか?
関連クエリ:
